FXのトレードノートはなぜつける?理由や書き方を解説

FXで勝てるトレーダーになるためには、トレードノートをつけることがとても重要です。

トレード理論や手法を試した時は、同時にトレードノートをつけて記録しましょう。

そうしなければ、試した理論や手法が自分に合っていたのか、なぜ勝ったのか・負けたのかということが分かりません。

そこでこのブログ記事では、トレードノートをつける理由や書き方などをご紹介します。

FXのトレードノートとは

FXのトレードノートはなぜつける?理由や書き方を解説1

トレードノートというのは、トレードの売買記録のことです。

取引を記録することでトレードの内容や値動きなどを分析できて、勝率を上げることに役立ちます。

FXにおいてトレードノートをつけることは必須だといえるでしょう。

トレードノートが重要な理由

FXでトレードノートをつけることが重要な理由は様々です。

勝てるトレーダーになるためには必須だといっても過言ではないので、必ずトレードの記録を残すようにしましょう。

勝った理由・負けた理由が分かる

FXで勝った時も負けた時も、必ずその結果になった原因や理由があります。

トレードごとに記録を残すことで、冷静に理由や原因を分析できます。

記録を積み上げていけば、徐々に同じ失敗を繰り返さなくなるでしょう。

トレードノートをつけたからといって必ずしも負けなくなるとはいえませんが、勝率を上げることには繋がります。

自分のスタイルをつかみやすくなる

近年、ネットで非常に多くの情報を得ることができて、FXについての基礎的な勉強も無料でできます。

より専門的な情報を得ようと思えば、本を購入したり専門家からのサポートを受けたりすることも可能です。

テクニックや知識を得ることは、それほど難しくないでしょう。

では、なぜ勝てるトレーダーと負け続けるトレーダーがいて、なおかつ負け続けるトレーダーが多いのでしょうか。

様々な要素が関係していますが、自分のスタイルを持っているかどうかも重要な要素の1つです。

自分のスタイルを確立していなければ、いつまでも勝てる方法が見つからず、負け続けることになります。

そこでまず必要なことが、自分自身を理解することです。

たとえば、FXにはスイングトレードやスキャルピングなどのスタイルがあり、それぞれのスタイルにはメリットとデメリットがあります。

まずは様々なスタイルを試して自分に合うものを選択する必要がありますが、記録をつけなければどれが自分に合うのか分かりません。

一方で記録をつけていれば、「スキャルピングは長時間画面に張り付く必要があり、集中力がもたないから向いていない」といった理由まで振り返ることができます。

さらに、得意な通貨や時間帯なども記録していくことで、徐々に自分のスタイルを見つけられるでしょう。

相場観が身につく

何も考えずにチャートを眺めて何となく取引を行う人と、値動きの理由や今後の予想などを考えながら取引を行う人。

後者の方が早く成長し、勝てるトレーダーになれる可能性が高いといえます。

しかし、値動きの幅やその理由を全て記憶するのは難しいでしょう。

そこで役立つのがトレードノートです。

大きく値が動いた時の記録を残しておけば、同じような値動きが発生した時の参考にできて、徐々に相場観が身につくでしょう。

最初は予想した理由が当たらないかもしれませんが、それでも無意味ではありません。

トレードノートをつけるという行為自体が、相場について考えるきっかけになるからです。

トレードノートの書き方

FXのトレードノートはなぜつける?理由や書き方を解説2

勝つために必要なトレードノートは、どのように書けばいいのでしょうか。

ここからは、おすすめの書き方について解説します。

①トレードの情報を書く

まずは、以下のようなトレードの詳細情報を書きます。

  • 日付
  • エントリー時間
  • 価格
  • エントリーの根拠
  • 通貨名
  • 勝敗
  • 損失

時間が空くと忘れる可能性があるので、できればトレード後すぐに記録するのがおすすめです。

さらに、トレードを行った時の心理状態も記録しておきましょう。

そうすることで、自分のメンタル面と勝敗の関連性や、そのときに感じていたことまで振り返ることができます。

②反省する

1日のトレード記録を全て書き終わったら、内容を振り返って反省しましょう。

負けた時にはなぜ負けたのか、何が悪かったのかを考えます。

勝った時も、勝てた理由やメンタル面との関連性、手法との相性などを分析します。

改善すべきポイントが分かれば、翌日からの取引に活かしましょう。

③長期的な反省に利用する

毎日の取引を振り返って反省することはもちろん大切ですが、トレードノートは長期的な反省にも利用できます。

勝率が上がってきたら自分の成長を実感できますし、勝率が下がってきたら原因を探る材料になります。

できれば1ヶ月や半年、1年ごとに振り返って定期的に見直すのがおすすめです。

トレードノートは手書き?スマホアプリ?

トレードノートをつける方法は様々で、人によって記録しやすい方法は違うので、自分が続けやすい方法を見つけることが重要です。

何よりも記録し続けることが大切なので、できるだけ面倒ではない方法を採用しましょう。

手書きであれば、エクセルなどであらかじめテンプレートを作るのがおすすめ。

テンプレートの作り方が分からなければ、ネットで検索してみてください。

手書きが面倒だと感じる場合は、アプリを活用しましょう。

あらかじめ記載する内容が決まっているので、初心者でも記録しやすいかと思います。

スマホからも閲覧できるアプリを選べば、空き時間にいつでも振り返りができます。

実際のトレード画面のスクリーンショットなども載せられるので、分かりやすく情報を残せるでしょう。

トレードノートのおすすめアプリ

無料で使えるアプリです。

トレード毎にスタイルを選択したり、pipsを自動計算したりできます。

勝敗の割合が円グラフで表示されるので、振り返りもしやすいでしょう。

無料で使えるアプリです。

毎日のトレード結果を入力すれば、チャートに反映されて一目で推移が分かります。

操作が簡単なので、手軽に入力できて毎日続けやすいでしょう。

まとめ

FXにおいてトレードノートをつけることは非常に大切なことで、勝率を上げるためには欠かせません。

取引ごとにしっかりと記録を取って、勝敗の理由や自分に合うスタイルを理解しましょう。

分析しながら記録することで、相場観を身に付けることも重要です。

トレードノートのつけかたは自由なので、手書きやテンプレート、スマホアプリなどの中から好きな方法を選んでください。

書き方や分析方法が分からなければ、本やネットなどで勉強しましょう。

先生のような存在が身近にいれば、より早くコツを掴めるかもしれません。

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