ローソク足のパターン16種を解説!チャートの見方と活用方法を知ろう

株やFXの場合その値動きを確認する場合、「チャート」という日単位や時間単位の価格変動をグラフにしたものを参考にします。そしてその価格変動を表現するバーのことを「ローソク足」といいます。このローソク足の見方をマスターすれば、初心者でも「勝てるトレーダー」になれるといっても過言ではありません。
それほどローソク足というものは、重要な情報を持っているのです。
このブログ記事ではローソク足の基本的な知識と、代表的な組み合わせやパターンをご紹介いたします。
初心者の方必見のこのブログ記事を読んで、ローソクの見方をマスターしましょう。

初心者でもわかるローソク足の見方

ローソク足のパターン16種を解説!チャートの見方と活用方法を知ろう1

ローソク足は一本が始値、終値、高値、安値の4値で形成されており、いわば相場の勢いが一目でわかる優れモノです。
初心者はまずローソク足を見るうえで知っておくべき、陽線、陰線、実体、ヒゲを覚えましょう。
終値が始値より高く終わったものを陽線、反対に始値より終値が値下がりしているものを陰線といいます。そして始値と終値で囲まれた四角い部分を実体、高値部分を上ヒゲ、安値部分を下ヒゲと呼びます。
そもそもローソク足は、ある特定の期間の値動きを示しているため、その期間によって種類もさまざまです。
使い方や人によって分析するローソク足は異なりますが、チャート分析するときは、時間足を使い分けることが一般的で便利だと思います。

ローソク足の色が逆になっている場合は?

ローソク足の色は白黒であったり赤青であったり、さまざまなパターンがあります。中でも赤と青のカラーチャートの場合に、陽線が赤のときと青のときがあってどういう仕組みだろう?と感じた方も多いのではないでしょうか。
初心者の方の中で、色が逆になってよくわからなくなったという意見もよく聞こえてきます。
そういったとき、色に惑わされない判断方法があるのです。
それは、チャートは左から右へ動くので、クローズからオープンへと流れがつながるように見ていくという方法です。これはローソク足でも一緒なので、始値と終値に注目してみてください。色が逆になっていても分からなくなることはありません。

ローソク足の詳しい見方

ローソク足の基本的な使い方がわかったところで、詳しい見方も知っていきましょう。
ローソク足を見る場合、ローソク足の形とその仕組みを覚えて分析するのが大事です。
つまりローソク足には基本形があるので、これらをまずは覚えようということです。基本形を覚えれば、ヒゲの有無で今後の相場がどうなるのかという予想を立てられます。
形のパターンは種類がいくつかあるので、後から解説します。
次にローソク足が表すシグナルの見方もマスターしましょう。
これがわかれば、相場が上昇気運なのか下落気運なのか、ある程度把握できます。
こちらも、後述で解説するので要チェックです。

ローソク足のパターン16種類

ローソク足のパターン16種を解説!チャートの見方と活用方法を知ろう2

チャート分析には、ローソク足の形を知ることが重要です。
先ほども述べましたが、ローソク足の形を知っていればある程度の予測が可能となります。その種類は多く、覚えにくいのですが、ここでは覚えておくべき16種類のパターンを解説します。
ローソク足の種類は実体の大きさとヒゲの長さで決まります。陽線ローソク足の6種類、陰線ローソク足の6種類、同値線・寄付同時線の4つの全16種類をまずは覚えてください。
陽線ローソク足は以下の6種類に分類できます。

①大陽線/陽の丸坊主
②大陽線/陽の大引坊主
③大陽線/陽の寄付坊主
④小陽線
⑤下影陽線
⑥上影陽線

①②③⑤は買いのサイン、④は様子見、⑥は売りのサインと捉えることができます。
例えば①の陽の丸坊主は、期間中ずっと価格が上昇していることを示しています。したがって今後も価格が上がるだろうと予想でき、買いのサインと捉えるわけです。
陰線のローソク足も陽線と同じように6種類に分類します。

①大陰線/陰の丸坊主
②大陰線/陰の寄付坊主
③大陰線/陰の大引坊主
④小陰線
⑤下影陰線
⑥上影陰線

例えば③大引坊主は始値より少し上昇した後、大幅に下落し、終値が最安値になったというパターンです。ここからさらに下落しやすい傾向を示していることがわかります。つまり売りのサインです。
最後に同値線・寄付同時線の4種類です。

①トンボ
②トウバ
③十字架
④4値同事足

トンボとはT字型になっており、形がトンボのようなのでこのような名前がついています。トンボが出現したときはトレンドが転換されることが多いです。
トウバとはトンボとは逆の形をしています。トウバはチャートのどの部分に現れたかによってサインが異なります。
十字線は名前の通り十字架のような形をしています。つまり実体がありません。
十字架が現れたら売りと買いが似たような状況なので、どっちつかずだと考えられるでしょう。
最後に4値同事足とは始値、終値、高値、安値全てが同じになっている状態です。このときも様子見と考えられますね。

ローソク足の組み合わせ一覧

ローソク足を見る場合パターンで見るだけでなく、ローソク足を組み合わせてチェックするとより詳細な分析ができます。
まずは鉄板の組み合わせを3つ紹介するので、頑張って覚えてみてください。

①はらみ線
②つつみ線
③フェイクセットアップ

まずはらみ線は、当日の上ヒゲから下ヒゲまでの値幅の内側に、ローソク足が収まっている状態のことです。はらみ線が現れた後のチャートは膠着状態だといえます。
つつみ線は当日のローソク足が前日のローソク足を包み込む形なので、この名前で呼ばれています。前日とは正反対の値動きが発生したことを示しています。
最後のフェイクセットアップは、はらみ線とつつみ線を組み合わせたものです。レンジ相場のブレイクが失敗した後、反対方向への値動きを加速させる動きです。

チャートの見方を知ろう

基本的なチャートの見方を知っていれば、FXの取引も成功が増えてくるはずです。
まずは今回紹介したパターンを覚えて、実践で活かしてみてください。何事も新しいことを始めるときには、ある程度の勉強って必要ですよね。
さらにその分野の先生(メンター)がいると、早く知識や経験が詰めることは間違いありません。FXをこれから学びたい方や、チャートをもっと詳しく見れるようになりたい方は、先生に習うのも一つの手です。

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