「FXなんて危ないからやめとけ!」なんて言われた事ありませんか?
ただ、そういった人ほどトレードで勝てていない人だったりFX自体やったことの無い人だったりと、やみくもによく分からず言っている傾向が強いと思います。
もちろん基礎知識や経験がなく、ルールを守らずトレードしている人などはFXは向いていないのですが、現実としてちゃんと勝ち続けている人がいることも事実。
この記事は「なぜ勝てる人がいるのか?」について「負けている人の理由10選」を反面教師としてお伝えしてみたいと思います。
FXを「やめといた方がいい」と言われる理由
「FXはやめとけ」と言われがちなのにも、理由があります。
いくつかの理由が挙げられますが、その根底には共通して「FX=危険」といったイメージがあるようです。
その1:「ギャンブル」というイメージが強い
FXはギャンブルの一種だと考えている人が少なくないようです。
実際9割の人たちが負けているとされるFXですが、その大部分は初心者であり、初心者の多くは1年以内にトレードを辞めてしまうという事実も。
勉強することや練習もしないでトレードするのはレベル0でラスボスにいきなり挑むようなもの。これが負けてしまう9割の人の現実。
実はちょっと勉強してデモトレードでちょっと練習するだけで、残り1割の勝ち組に入れてしまうのもFXのいいところです。
経済産業省の調査で年収1億円超えの6割ぐらいが株・トレーダーで占められているそう!
その数13,000人以上!1億越えはプロ野球選手でもトップ数十人なのでFXのほうが遥かに高確率で1億円超えられる可能性ありです。夢ありますね~!
運でFXは絶対勝てませんから、きちんとした勉強、練習の成果がものすごく実りやすのが実はFXだったりするのです。
その2:依存してしまうから
トレードで利益を得るには、たくさんのPCモニターの前で1日中長時間チャートに張り付いていなければならないって考えていませんか?それが「依存や中毒症状」のようなイメージにつながるのかもしれません。
しかし実際には、1日1時間、中にはたった10分、さらには数日に1回だけ?で取引を終了するトレーダーも多く、実はそう多くの時間を割く必要はないのです。
しかも数日に1回レベルのトレーダーなら、スマホだけで完結している人も多く「いつでもどこでも海外でも」トレードしている人もけっこう多く存在します。
その3:大損をするから
「FXはやめとけ」と言うほとんどの人が、損をするからと考えているのだと思います。
FXで取引をする以上、損をすることも大損をすることも、可能性はゼロではありません。
FXの性質として、一方で利益が出ているときには、他方では損失が出ている「ゼロサムゲーム」という考え方があることを知っておきましょう。
どんなにトレードがうまい人でも勝率が100%はありえません。
FXには、この勝率やロット数をコントロールする「資金管理」という「自分のお金を守る」方法があるのをご存知でしょうか?
この「資金管理」の知っていれば大損することも、自己資金を失うことなく利益を出していくことが可能です。
その4:借金をするから
借金を作る可能性はゼロではありません。
負けたり大損をしたりすることもあるということは、資金繰りに困る人もいるということ。
ただしFXをしたから借金を作ったというよりも、その人自身の性格や経済状況によるところが大きいと考えたほうがよさそうです。
負ける人は「今日損した10万円を(借金してでも)明日取り戻してやる!」という思考回路があったりします。これが勝てない原因。
「勝てるルールを精神的な浮き沈みなく、無の境地で(笑)淡々としっかり守続ける」のが1番重要なポイントです。
その5:ストレスが溜まるから
実際、FXは精神的負担は大きいものです。しかしその心理を掘り下げてみると、欲を出しすぎているのかもしれません。
自己資金に対して、負けたときに失うお金が大きいほど精神的負担も大きくなるもの。
相場には、勝ちにくい期間とものすごく勝ちやすい期間があるのをご存知でしょうか。
勝ちにくい相場環境のときには「トレード自体をお休みする」ことや「レバレッジを少し低めにして」トレードをすると、ストレスを感じにくくなるはずです。
FXに向いていない人の特徴とは
FXで稼いでいる人に 「FXはやめとけ」と言われる場合、本当にあなたがFXに向かないとされる特徴を持っているのかもしれません。以下の項目に当てはまる人は要注意です。
その6:負けることを恐れる・確実に勝ちにいきたい人
極度に負けず嫌いな人、確実に勝ち続けたい人は、FXとの相性が悪いといえます。なぜなら、FXは最低でも1年単位を目途にプラスを出すことを目的として行うべき投資だからです。
そもそもFXの性質上100%勝つことはほぼ不可能。1回の勝ち負けにこだわり過ぎてしまうと、センスのある人でさえ損失を生み出すことになりかねません。
ポイントは以下の2つ。
「相場には勝ちやすい期間と、勝つことが難しい負けやすい期間がある」のでトレード頻度や回数にメリハリをつける。
もうひとつは「損失を小さく抑えて、利益を大きく伸ばすことでトータルの利益を大きくする」という「損小利大」という考え方がFXの基本となるのです。
その7:資金の管理が出来ない人
支払いに必要なお金を投資に充ててしまうなど、基本的な資金管理もできないタイプの人には、FXに限らず投資をおすすめすることはできません。
実生活を脅かさないようにするためにも当然資金管理が必要です。またFXはお金の増減バランスを考えながら取引を行うもの。
そもそも資金管理が苦手なタイプの人には、FXは向いていないといえます。
その8:負けても原因をさぐろうとしない人
勝ち負けという結果に一喜一憂して取引をしてしまうのではトータルで利益を出していくのは難しいはず。
とくに負けたときには、その原因を分析することが欠かせません。
特にFXは「過去に出現したチャートの形が同じようにまた繰り返される」という再現性が非常に高いことをご存知でしょうか。
その負けた「チャートパターンに再現性がある」ということを知っていれば、次は逆の方向に張ればよいだけなのです。
分析などまで大げさなことではなくトレード履歴をきちんとつけておくだけで、過去の結果を次の勝ちに活かせるのがFXトレードのいいところなのです。
FXで稼ぐには、勉強とその知識を生かして練習することが何より大事だと言われることが少なくありません。
FXに関する知識を学ぶことももちろん大切ですが、自分のトレードに関する検証と改善を繰り返すことも勝ちトレーダー仲間入りの近道です。
FXで絶対に避けるべき行動
FX取引には複数の方法があり、人によって向き不向きもあるので、実践のなかで自分なりのトレーディングスタイルを確立していくのがベスト。
しかし絶対に避けるべき行動については、トレーダー全員に共通していえることなので、しっかり押さえておきましょう。
その9:複雑なルールやシステムは避ける
初心者の場合、チャートを見てもこれからどう動くかよくわからないもの。
そこで用いられるのがテクニカル指標を示すインジケーターというものがあります。
それをチャート上のローソク足などの補足情報として表示させることで相場分析の精度が高まる魅力的なシステムです。
しかし実はそこに落とし穴があり、たくさんのインジケーターを使い複雑なトレードルールやフィルタをかけてしまうと、どのインジケーターを信じて、どのタイミングでトレードすべきかわからなくなってしまうことも。
とくに初心者の場合、1つないし2つ程度のインジケーターを使いシンプルでわかりやすいトレードルールやスタイルから始めてみるのがお勧めです。
その10:借金は絶対にしない
これは、あらゆる投資における鉄則でもあります。
FXは実際の資金以上に投資ができる「レバレッジ」というシステムがあるため、手持ちの資金をより大きな資金として扱えるというメリットがある反面、損失額も大きくなりがちという面があるので特に注意が必要です。
負けたときも自己資金で十分補えるぐらいの金額から取引をスタートさせましょう。
借金をしながら、もしくはその可能性を考えながらトレードしていくとなると、その分プレッシャーも大きくなり、冷静に取引できなくなることも懸念されます。
投資をするときは、余剰金を充てるのがベスト。生活資金や貯蓄には絶対、手をつけないようにしましょう。
まとめ
このように「FXなんてやめとけ!」と理由や根拠なく言う人が多くいたり、負けが込んでいるトレーダーが「なぜ負けてしまうのか」の理由もよくわかったと思います。
勝てている人が「なぜ勝てているか」をさらに知るためには、トレード経験が豊富な先生のような存在の人を見つけて頼ってみてはいかがでしょうか。
自分でコツコツと実践するのもいいのですが「勝てるトレーダー」になるまでを自己流で回り道をするよりも、はるかに短い時間で「勝てる技術を習得できる」と思います。