FXの時間足とは?勝ちやすい時間足はある?初心者でもわかりやすく解説

FXにおいて、時間足を理解することは非常に重要です。しかし、時間足についてあまりよく理解していない方もいるでしょう。また、初心者の場合は勝ちやすい時間足を知って、勝率を上げたいと思うのではないでしょうか。
そこでこのブログ記事では、時間足の種類や特徴、勝ちやすい時間足などについてお伝えします。勝率を上げるために、しっかりと理解しましょう。

FXの時間足とは

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時間足(じかんあし)というのは、一定時間の値動きを表すものです。足=期間と考えると分かりやすいでしょう。
では、時間足にはどんな種類があるのでしょうか。その種類は使用するFX会社やアプリなどによって異なりますが、主に7つの足があります。

①5分足

ノイズが多い1分足の代わりとして使用されることが多いです。特に価格を指定しやすいのは指値や逆指値で、主にデイトレードやスキャルピングなどで用いられます。

②15分足

短期トレードでトレンドの流れが読みやすいのは、15分足です。一般的にはデイトレードで用いられており、シンプルなトレードを行うトレーダーに好まれやすいです。

③30分足

15分足よりも、もう少し長い足でトレンドの流れを読み取りたい場合は、30分足が使用されます。比較的ノイズが少なくて繊細な動きをするので、相場の状態を把握しやすいでしょう。
なお、主にデイトレードで用いられます。

④1時間足

FXのトレードにおいて重要な要素の1つで、1週間の動きを把握したい時に選択される傾向にあります。
また、デイトレードで用いられることが多い時間足だといえるでしょう。

⑤4時間足

FXする際に、最初に確認されることが多い時間足です。普段は5分足などを利用していたとしても、事前の確認として4時間足を見る人は少なくありません。
1時間足と相性がよく、併用するトレーダーもいます。

⑥日足

世界中の多くのトレーダーが確認していることから、非常に重要な時間足の1つだといえます。1本のローソク足に1日の値動きが集約されているため、相場の流れを把握しやすいでしょう。
短期~中期のトレードでよく用いられます。

⑦週足

1本のローソク足で、月曜日から金曜日までの値動きが示されます。1週間の中で起こった重大なニュースや事件の影響が、はっきりと現れやすい時間足だといえるでしょう。長期的なトレンドの状況を知ることができます。
ただし、細かい動きは読み取れないため、トレードそのものにはそれほど向いていません。

なぜ複数存在するのか

FXにおいて複数の時間足が存在するのは、それぞれの足を用いて値動きを推量するためです。たとえば、1分足や5分足のような時間足しかなければ、短期的な値動きしか分かりませんよね。

そこで、下位足といわれる短い足と、上位足といわれる長い足を組み合わせる必要があるのです。それぞれの足を利用することで、バランスよく値動きや相場の状態を推量できます。
したがって、複数の時間足を見てさまざまな角度から判断する必要があります。

初心者が勝ちやすい時間足はある?

必ず勝てるという時間足はありませんが、初心者が勝ちやすいといえるのは4時間足です。比較的見やすいので初心者でも扱いやすいといえます。

初心者の場合は、スキャルピングなどの短期取引よりも、スイングトレードなどの手法を使うことが多いでしょう。そのため、短すぎず長すぎない4時間足が適しています。

また、4時間足は最強だという説もあるので、迷った場合はまず使ってみるのがおすすめです。

4時間足が最強だという説がある理由

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では、なぜ4時間足は最強だといわれるのでしょうか。そこには主に2つの理由が関係しています。
ここからは、それぞれの理由について解説します。

チャートを頻繁に見る必要がない

4時間足は名前の通り4時間ごとに更新されるため、24時間の間に6本のローソク足が出現します。つまり、1日で確認する必要がある回数は最高で6回です。
それほど頻繁にチャートを見なくてもいいので、忙しいサラリーマンや主婦でもFXに取り組めるでしょう。日中は2~3回の確認で済むので、仕事や家事をしながらでも安心です。

トレンドを判断しやすい

一般的に、区切り時間が短い時間足よりも長い時間足のほうが、トレンドを判断しやすいといわれています。長期的な流れを把握できるので、トレンドを見誤るリスクを減らせるのです。価格が下がっているのにトレードを行うといった失敗を避けられるでしょう。
失敗しにくいというポイントは、初心者にとって重要なのではないでしょうか。

デメリット

最強だといわれることもある4時間足ですが、デメリットもあります。4時間ごとの流れを示すものなので、短期的なトレードにはあまり向いていません。短期トレードを行う場合に使用すると、売買のタイミングを誤る可能性があります。
そのため、短期トレードの場合は4時間足だけでなく、他の時間足も併用する必要があるでしょう。

また、24時間で6回しか更新されない4時間足では、エントリーの判断も6回ということになります。もっと頻繁にエントリーしたい人にとっては、物足りないと感じるでしょう。

日足と4時間足どちらを使う?

初心者には日足がおすすめだという人もいますが、どちらを使うべきなのでしょうか。

日足は1日に1度更新されるため、4時間足よりもさらにゆっくりトレードできます。日中は放置可能なので、仕事や家事でチャートを確認できないという人に向いているでしょう。
また、生活リズムを変える必要がないので、気軽にFXに挑戦したい初心者にもぴったりです。

ただし、トレードできるタイミングが少ないので、しっかりと見極める能力が必要です。判断をミスすればチャンスを逃すことに繋がるでしょう。

したがって、よりおすすめなのは4時間足です。ただし、人によって合う合わないがあるので、まずは両方を試してみてもいいでしょう。

まとめ

FXにはさまざまな時間足があります。それぞれが異なる特徴を持っており、適したトレード手法も違います。そのため、初心者がFXを始める時には、まず時間足の特徴について理解する必要があるでしょう。
初心者の場合はどれを使うべきか迷うかと思いますが、おすすめなのは4時間足です。それほど頻繁に確認する必要がありませんし、トレンドを見極めやすいので、最初は4時間足から挑戦してみましょう。
他の時間足も取り入れたい場合は、知識を身に付けるためにメンターのような存在の人を見つけるのがおすすめです。

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