【FX超初心者必読】わずか12単語 覚えておきたいFX用語集

FXに挑戦しようと口座開設してみたけど「用語が複雑でわかりにくい」「分からない単語ばかりで理解できない」とお悩みの人は多いのではないでしょうか。

「トレードにチャレンジ!」でも、いざ始めてみると専門用語が。。。大丈夫です!この記事では「【完全保存版】わずか12単語!これだけは覚えれば大丈夫。FX初心者向け用語」を集めてみました。

FXは手軽に取引をスタートできる分、思わぬ間違いや見逃しなどの失敗をしたくないのが本音だと思います。専門用語を覚えて、いざFX取引を始めましょう!

まずは「FX」とは何かを知ろう!

FX超初心者向け!覚えておきたい用語集1

FXとは「Foreign Exchange」の略称で、「外国為替証拠金取引」と呼ばれています。

証券会社やFX会社に外国為替(ドルやユーロなど)を「証拠金」として預けたのち、その資金をもとに通貨の取引を行います。

証拠金とは、取引に使用する預入金・担保のようなものを指します。

FXでは、為替レートによって生じた差額を利益として狙います。

円高・円安にタイミングに応じて2国間の通貨を売買することで、為替レートによる利益(為替差益)が得られるといった仕組みです。

レバレッジと呼ばれるシステムが採用されているため、少額の資金から何倍もの大きな金額まで上げて取引できるため、大きなリターンが狙えるという魅力があります。

FX超初心者が覚えておくべき単語、用語集ベスト12選!

とりあえずこの12単語だけを覚えておけばトレードが始められるという用語を厳選。FXトレードをスムーズに間違いなく行うために単語と内容を繋げて覚えていきましょう。

FXは専門の勉強をしてきた人じゃないと出来ないものではありません。まず最初はデモトレードなどにチャレンジしながら理解を深めていってください!

通貨ペア

為替取引を始めるにあたって、通貨を決める必要があります。

どの国とどの国の通貨を使って取引をするのか、2国間の通貨の組み合わせを「通貨ペア」といいます。

「JPY/USD」のような通貨コードを使用して「支払う通貨(基軸通過)/購入する通貨(決済通貨)」という形で表記されます。

例えば日本円(JPY)でアメリカドル(USD)を購入する通貨ペアの場合、表記は「JPY/USD」となります。

通貨単位

「通貨の単位」を指します。日本円だと1通貨単位は1円の事になります。

実際のFXでは1万単位や10万単位など「まとめての売り・買い」というのが基本となり、1万~10万通貨単位での取引のほうが多く使われます。

このように10,000通貨がわかりと個人でのトレードでは一般的な単位ですが1,000通貨や、さらに小さい100通貨単位などを最小取引単位に設定している証券会社も増えています。

チャート

円/米ドルなど、通貨ペアの値動きを棒グラフでグラフ化した図表をチャートと言います。

左から右の横軸が時間を表していて、過去から現在までの価格の流れを把握する事が出来ます。

なぜチャートを見るのかというと、これまでの値動きを分析して、将来の価格を予測するためです。

取引をするタイミングなのか、トレードを控える方が良い期間なのかを見極めて、現状を適切に把握するために活用します。

ローソク足

チャートにはいくつかの表示形式があり、その中で株式市場やFXトレードでもっともよく使われているのが「ローソク足」です。

一定期間の(1時間、4時間、日・週・月などの単位で)為替レートの動きをローソクのような棒の形を連続させて表にしています。

この実体と呼ばれるローソクの胴体部分の長さや、胴体の中心を貫き実態の上下に飛び出して表示される「ヒゲ」と呼ばれる部分の長さから「安値・高値」「始値・終値」などが分かる仕組みとなっています。

レバレッジ

「レバレッジ=てこの原理」という意味で、預け入れた証拠金の何倍もの金額を取引できる仕組みをいいます。

このレバッジは2つ設定方法があり、ひとつは証券会社が予め設定しているコースを自分で選択しレバッジ倍率の上限を決める方法です。

一度レバッジを設定してしまえば、毎回計算する手間が省け、管理が楽になります。

日本の証券会社の最大レバレッジ倍率は25倍までと一律決まっていて、この25倍のコースで取引をおこなうことが最も一般的な取引形態です。

もうひとつはマイナーな方法ですが、こちらは自分で設定出来ず「取引金額+証拠金」で決まる方法もあります。

スプレッド

通貨を売るときの値段(BID)と、通貨を買うときの値段(ASK)の差をスプレッドと言います。

取引画面を見てみると、売りと買いの金額に「0.3銭(pips)」などの価格差額が発生していますが、この差額がFX証券会社の利益になっています。

このスプレッドは、個々のFX証券会社によって異なってきますが、スプレッドが狭いとFX会社の利益が出ず、広くすると顧客が減ってしまうため、両者のバランスを取って設定されています。

顧客側(←自分)としては、なるべくスプレッドが狭い証券会社を選んだほうがトレードが有利に進められるので、あまりにもスプレッドが広い証券会社は選ばないほうがよいでしょう。

ドル円で0.3銭ぐらい(他の通貨ではもう少し高めです)の証券会社であれば「十分なスプレッドの狭さ」と言えるので、そういった証券会社を探して口座開設をお勧めいたします。

証拠金

FX超初心者向け!覚えておきたい用語集2

取引を行う前に、証券会社やFX会社に預けるお金の事です。

全ての取引はこの証拠金の範囲内で行われます。

FXでは、預けた証拠金をもとに通貨を売買して、その差益を狙う取引です。

少額から始められるFX会社なら、証拠金は4,000円〜5,000円程度から始められるものも多くあります。

気軽に取引ができる為、勉強しながら経験や知識を重ねる事も可能です。

pips(ピップスまたはピプス)

FXの世界において値幅の最小単位の事を指し、為替が変動するときの最小値を1pipsと言います。

日本円ではないドルやユーロ、ポンドなどの通貨ペアの場合、円・銭と言った表記が出来なくなります。

そのような時にも損益などが把握しやすいように、どの通貨共通でその差異が分かるようpipsという単位が使用されています。

通貨ペアにもよりますが、ドルと円では0.01円の値と決まっています。

例えば、米ドル/円の買いで10pipsの値動きがあった場合、「10pips=0.1円」の為替が動いたことを表します。

エントリー

新規にポジションを持つ・仕掛けるという時に使います。

取引を開始するポイントやタイミングは、エントリー・ポイントなどと呼ぶ事もあり、「売りでエントリー」というと売りで取引を開始、売りで仕掛けたなどの意味で使われます。

現物株は上昇トレンド時に「買い」のみしかチャンスが訪れませんが、FXは下落トレンドの時に「売りから入れる」こともその特徴で、上昇時/下落時双方の相場環境でエントリーチャンスが得られることも人気のひとつといえるでしょう。

ポジション

「持ち高」という意味を持つポジションとは、通貨を新しく買ったり、売ったりし、それを保持(ホールド)している分の事を言います。

外貨を買った状態の事を「買いポジション」、逆に外貨を売った状態のことを「売りポジション」と呼び、買いのポジションは「ロング」、売りは「ショート」と呼ばれ、取引ではこの2つを使い分けて行います。

また、新規でポジションを持つことを「ポジションメイク」「ポジションを建てる」などと表現されます。

損切り(ロスカット)

エントリーしたはいいが、残念ながら自分の思惑とは逆の方向に行ってしまった。。。ポジションの評価損が一定のマイナスレベルに達した時に、さらなる損失を未然に防ぐために、そのポジションを反対の売買により強制的に決済することです。

このルールがないと損失額が、預けている証拠金の額を上回り追加で損失金を支払わなくてはいけない可能性があるためです。

原則として最低限の資金は温存されますが、相場があまりにも急に逆方向へ進んだ場合は預けた金額以上の損失発生の可能性もあるので、必ずエントリーしたと同時に損切り設定をおこなうようにしましょう。

スワップポイント

低金利と高金利の通貨を売買したときに得られる、金利差調整分をスワップポイントといいます。高金利の国の外貨を購入し保有している場合、スワップポイントをほぼ毎日得る事が出来ます。

例を上げるとオーストラリアやニュージーランドなどの通貨が高金利としてはメジャーな通貨です。

このスワップポイントは、円高が予想される時に保有していたオーストラリアドルを売って日本円を保有した場合(=売りエントリーをした場合)、逆にその金利差額分を支払うことになるので、注意が必要です。

FX会社によってこのスワップに差があるので、スワップで少しづつ利益を稼ぎたいと考えている人は、このスワップポイントが多くつく証券会社を選ぶこともよいと思います。

また南アフリランドやトルコリラなども、さらに高金利を得られるケースが多いのですが、こういったマイナー通貨は他のメジャー通貨に比べ価格変動幅が非常に大きい傾向があることにご注意です。

スワップポイントの利益より、価格変動の損失のほうが大きくなってしった。。。なんて本末転倒なことにならないよう初心者のうちは、こういったマイナー通貨の取引はあまり行わないほうが無難です。

まずは基礎用語を覚えることが大切

いかがだったでしょうか。トレードを始めるには、これぐらいの用語を覚えていないと自分に合った証券会社を選んだりトレードをスタートすることができません。

楽しくトレードするためにも、最低限の用語を覚えておいたほうが何かとリスクも抑えられるケースが多いです。

また、本やWebサイトから勉強することもよいのですが、その分野の先生がいると正しい知識と経験を積むことができ、なんといっても独学より早くスキルアップすることが可能です。

FXは学生や男性・女性問わずに気軽に始めることが出来る反面、注意しなくてはいけない事もあるため自分に合った勉強法を見つけましょう。